社外エアロはFRPが多いけど、ABSやウレタンと何が違うの?

公開日: : 最終更新日:2016/03/08 FRPとABSの違い

このページではエアロパーツに使われる素材について説明します。

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なぜ素材が違うのか?

FRPバンパーの画像

昔のエアロパーツは社外品がFRP、メーカー純正品はABSというものが多かったです。そもそもなぜこのように素材の違いが生まれるのでしょうか?
これは一言でいうと【加工のしやすさ】です。アフターパーツメーカーのものの方が、純正に比べて派手なものが多く加工に手間がかかるためFRPが使われることが多いです。

純正バンパーの画像

それに対し、自動車メーカーのエアロは3DCADデータを元に金型を作成し、形状からフィッティングまでパソコン上で計算してから製造します。またメーカー品は、ぶつけた際に割れてしまってはクレームの原因にもなるため、強度があるABSなどを使用するのです。

FRPって何でできているの?

F(繊維)R(強化)P(プラスチック)の略で幾重にも重ねたガラスマットの上に樹脂を塗り固めたものです。

大型のものも比較的簡単に製造できるため、船舶、キャンピングカーの居住スペースや公園の遊具や仮設トイレなどの素材としても使われています。

ABSやウレタンの素材は?

A(アクリロニトリル)B(ブタジエン)S(スチレン)の略、射出成型機により熱せられたプラスチックチップを大型の金型に流し込み、急速に冷却して製造します。金型は製造コストとメンテナンスがかかるため、メーカー品などある程度の費用対効果が見込めるものしか製造できません。

こう聞くとかなり高価なものにしか使用されていないイメージですが、ガンダムのプラモデル通称ガンプラにも使われていたります。

ウレタンは、発泡剤や着色料などを混ぜ合わせて膨らませたもので柔軟性にとんでいます。

FRPのメリットとデメリットは?

アフターメーカーのキットは90%以上がFRPを採用しています。そのため、デザイン性が豊かで見た目のインパクトが大きいです。また万が一破損してしまってもホームセンターなどにある補修材を使えば個人でも修理ができます。

デメリットは精度が甘く無加工ではまず取り付けることができないということです。ある程度の価格のものでも削ったりしなければならず、あまりにも安い製品はまともにつかないものが多いです。

また、塗装されていないため、塗装代と加工・取り付け費用がかさみます。

他にも柔軟性がないため軽くぶつけてもバキっとヒビが入ってしまったり、最悪はパーツが砕けてしまうという短所があります。
また、素材がガラス繊維のためリサイクルや廃棄処分が難しく、環境に悪いというところもあります。

ABSやウレタンのメリットとデメリット

メリットはまず、フィッティングが抜群だということです。キズはつきますが、大きな衝撃でも割れることはまずありません。以前、後期型の180SXに乗っていた時、純正のフロントリップをつけていたのですが、運悪く段差にぶつけてしまってもびくともしませんでした。

純正品であれば高品質の塗装が施されており、ディーラーなどで取り付けしてもらえます。個人で取り付ける場合も、穴あけ加工などが必要な場合もありますが、ほとんどが無加工で取り付けられます。

対するデメリットは一度壊れてしまうと、修復が困難だということです。製造中止されたパーツはメーカーの在庫がなくなると購入できなくなってしまうため、絶版車などは要注意です。

この記事のまとめ

社外品はFRP、メーカー品はABS樹脂などに分けられる

FRPは安価でデザイン性が高く、加工が容易だが精度はABSに劣る

ABSは高価だが精度は純正品が多いため高精度だが、修復が困難

エアロパーツは高価なので、街乗り・サーキットで使い分けることができませんが、素材ごとの特性を理解していればある程度方向性が見えてくるはずです。当サイトでは色々なキットを紹介していますので参考にしていただければ幸いです。

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